妻にお尻にとって優しいということでふんどしをプレゼントしました。
妻のお尻を美尻化するため。
その際、下着をふんどしにすることで、色々な良い影響を得られるからね、と紹介しながら贈りました。
※『ふんどしパンツ』をプレゼント(※写真は息子)
良い影響のひとつに、
ふんどしだとデリケートゾーンやお尻が蒸れにくく、快適に過ごせるんやで、というメリットがあります。
良さそうやん!ありがとう
妻は良いリアクションで応えてくれましたが、
そもそも蒸れることって何がいけないのか?そんな疑問を持ちました。
そういえば、色んな美容に関する情報をチェックしていると、度々蒸れが悪モノ的な紹介を目にしてきました。
でも、
本質的に蒸れるということがいかに悪モノであるのかわかっていない部分があるなぁと思ったわけです。
せいぜい、蒸れるって不快だよねくらいかな。。。
ということで、
今回は蒸れについてです。
- 蒸れがどれだけ悪モノなのか?
- どんな悪事を働くのか?
この辺の理解をちゃんとして、
改めて妻に蒸れを解消してくれるふんどしの良さをプッシュしたいと思っています。
蒸れるってどういうこと
単純に蒸れるという言葉の意味を調べてみると、
蒸れるって、風通しが悪く熱気がこもること。
いわゆる高温多湿状態にあることだと。
なるほど、なるほど。
じゃあ、この蒸れた環境におかれた肌ではどういった変化が起きているのだろうか?
これが一番気になるところです。
もちろんその答えもバッチリあります。
それがこちら!
以下、蒸れた環境下におかれた肌に起きる現象に関する解説です。
蒸れた環境下で起きる肌の変化
蒸れた肌は、ふやけて刺激に弱くなっています。
雑菌は湿気の多い所で繁殖しやすいので、靴の中と外の気温の差が激しい冬時期に起こる『蒸れ』により雑菌が繁殖しやすい環境を作ってしまいます。
蒸れることで起きる変化を整理すると主に2つあることがわかりますよね。
- 蒸れることにより高温多湿を好む雑菌の繁殖が活性化される。衛生環境の悪化
- 肌がふやけ、刺激に敏感になる
これが蒸れることが悪モノとされる根本的な問題ということ。
これにより、肌にトラブルをもたらしたり、イヤな臭いの発生につながったりするわけです。
あなたはこのこと知っていましたか?
蒸れることの根本的な問題はこういうことなんですよ。
なるほどぉ。
蒸れる原因は?
蒸れる原因は何なのか?
もうここまで理解していると、蒸れとは何かを振り返るだけでハッキリとわかっちゃいます。
蒸れるって、
風通しが悪く熱気がこもり高温多湿の環境になることです。
高温と多湿。
- 風通しが悪い密閉された状況
- 湿気となる汗
この組み合わせにが、
高温多湿な蒸れにつながっているわけです。
なので、この蒸れる原因を知ると、
どこが蒸れやすくなるのかもわかるし、蒸れの対策も明確になってきますよね。
蒸れやすいパーツとは?
蒸れる原因となっている組み合わせ、
- 風通しが悪い密閉された状況
- 湿気となる汗
この2つの条件が起きやすいパーツがいわゆる蒸れやすいパーツになると。
要は、高温かつ多湿になるパーツが蒸れやすいパーツだということ。
こう考えると蒸れやすいパーツもハッキリです。
蒸れやすいパーツ一覧
- 頭皮
- 脇
- バスト
- デリケートゾーン
- お尻
- 足
こんなにも蒸れやすいパーツというのは体の至る所にあるんです。
蒸れやすいパーツ:頭皮
頭皮が蒸れやすい理由についてはこちら。
頭皮は顔のTゾーンの約2~3倍も皮脂腺があるといわれています。
そして頭皮には約10万本の髪の毛が生えているので、夏場に温度が高くなったり、蒸れやすいのは仕方がありません。
さらに、頭皮は体の中で最も高い位置にあるので紫外線の影響を受けやすく汗をかきやすい状態です。(出典:夏場は蒸れてしまう頭皮…その対策は?)
- 約2~3倍も皮脂腺
- 約10万本の髪の毛
- 紫外線を受けやすく汗をかきやすい
髪の毛によって覆われることで密閉空間が生まれていると。
さらに、頭皮は体の中でも最も高い位置にある分、紫外線の影響で汗をかきやすくなると。
これが蒸れの状態である高温多湿の環境につながっているわけですね。
蒸れやすいパーツ:脇
脇が蒸れやすい理由についてはこちら。
脇は汗腺が多く汗をかきやすいうえ、血液を送り出す心臓から位置的に近いこともあり、体温が高くなりやすいので汗がより出やすいといえます。それなのに、ワキは上半身で基本的にい服を着ているため、常に高い体温にさらされています。ワキはしまっている状態が多いので、さらに体温がこもりやすく、しかもインナーや下着の中なので通気性は最悪。
- 腺が多く汗をかきやすい
- 体温が高くなりやすい
- 衣服による通気性の悪さ
- しまっている
脇は衣服を着用していること、衣服の素材によっては非常に通気性が悪くなることもあると。
さらに、脇は常に万歳している状況ならまだしも、閉じていることの方が圧倒的です。
これが密閉状態をつくっているということ。
その上で、脇は汗をかきやすいということが、蒸れる高温多湿状態につながっているわけです。
蒸れやすいパーツ:お尻
お尻が蒸れやすい理由についてはこちら。
女性の場合、パンティにストッキング、タイツにボトムスなど数種類の下着や衣類を着用するため、お尻部分は通気性が悪い環境にあります。
お尻は椅子に触れる部分のため汗をかきやすいということも蒸れる原因の一つです。
その上生理中は肌が敏感になるだけでなく、ナプキンをつけることで余計に蒸れてしまいます。
- 数種類の下着や衣類の着用
- 汗をかきやすい
- 座ることによる通気性の悪さ
お尻はお風呂に入るシチュエーション以外ではずっと下着に覆われている状態です。
さらには、ストッキング、タイツ、ナプキンなどなど、下着プラスアルファの衣服が重なることが多いパーツです。
他のパーツと比べても非常に通気性が悪くなりやすい環境にあります。
着用しているものの素材そのものの通気性が悪いものであれば、さらに状況は悪化します。
さらには、座るといった圧迫するシーンも多いのがお尻の特長。
非常に熱をためやすく、汗をかきやすくなるため、蒸れに蒸れるパーツであるというわけです。
蒸れやすいパーツ:バスト・胸
バスト・胸が蒸れやすい理由についてはこちら。
胸周辺は、もともと汗が出る汗腺が全身のなかでも比較的多く、汗が出やすい部位です。
しかも、人間の体は心臓から遠く冷えやすい手足よりも、体感部の背中や胸のほうが汗の量が多い仕組みになっています。
その上、女性はブラジャーで胸を締め付けているので、夏は胸元が蒸れて汗でビショビショになる人も多いようです。
- 汗腺が多い
- ブラジャーによる締め付け
バスト・胸はもともと汗が出る汗腺が全身のなかでも比較的多く汗をかきやすいこと。
その上、ブラジャーによる締め付け、密着が蒸れる高温多湿状態につながっているわけです。
蒸れやすいパーツ:デリケートゾーン
デリケートゾーンが蒸れやすい理由についてはこちら。
特にデリケートゾーンの皮膚は、腕や脚など他の部分と比べて粘膜に近く、下着などで常に覆われているため、湿度や温度が高まり蒸れやすい環境にあります。(出典:デリケートゾーン(陰部)のかゆみの原因)
- 下着による閉鎖環境
デリケートゾーンはお尻と同じように、下着、パンスト、ストッキング、場合によってはナプキンが加わるなど、衣類の重なりが多いパーツ。
さらに、下着で覆われる時間も長いこと。解説には無いですが、アンダーヘアーの存在もより通気性を阻害する原因になることも。
蒸れやすいパーツ:足
足が蒸れやすい理由についてはこちら。
女性は通気性のよくないストッキングやブーツなどを履くため、靴の中の温度は約37~40℃まで上がり、湿度は90%に。
こうなるとブーツの中は汗が蒸発しにくく“ムレ”の状態となり角質がさらに剥がれ、ニオイの元である細菌がますます増えていきます
- 靴、靴下、ストッキングなどの通気性の悪さ
靴下やストッキング、
その上で靴を履く、密着度ど密閉度が高い環境におかれているのが足の特長です。
また足は汗をかきやすく、靴の中の温度はびっくりするくらい高温になり、湿度もなんと90%にまでふくれあがることも。
極論いうと、足は蒸れに対して充実した環境になっているといっても過言ではないところでしょう。
蒸れによるパーツ別トラブル一覧
蒸れやすいパーツごとに起きるトラブルは様々です。
パーツごとに蒸れることによって起きる問題を一覧でまとめていきます。
パーツ別トラブル:頭皮
頭皮が蒸れることによって起きるトラブルとは?
頭皮が蒸れると、雑菌が繁殖しやすくなり、臭いや痒みなどの原因となってしまいます。
- かゆみ
- 炎症
- 臭い
- 皮脂が酸化し頭皮が老化(薄毛、抜け毛の原因)
パーツ別トラブル:脇
脇が蒸れることによって起きるトラブルとは?
かゆみの原因には、汗や乾燥、物理的な刺激、アレルギー、雑菌の繁殖などが挙げられます。とくにワキは、腕と上肢に挟まれて摩擦が多いうえ、蒸れやすく細菌が繁殖しやすい部分であるため、かゆみが生じやすいです。かゆみは、皮膚と一部の粘膜だけにある感覚で、皮膚に存在する肥満細胞から分泌される「ヒスタミン」という物質が大きく関係しています。掻くことによりヒスタミンの分泌が増し、さらにかゆみが増すという悪循環に陥ります。
- かゆみ
- 炎症
- 臭い
パーツ別トラブル:お尻
お尻が蒸れることによって起きるトラブルとは?
おしりのムレは、かぶれを引き起こすだけではなく、病気になる可能性を持っています。
- かゆみ
- 炎症
- 臭い
パーツ別トラブル:バスト・胸
バスト・胸が蒸れることによって起きるトラブルとは?
胸に汗をかいたり蒸れたりすると、ただ気持ち悪いだけでなく、嫌なニオイの原因にもなってしまいます。人によっては、汗疹ができてしまうことも。(出典:胸の蒸れを防いで爽やかバストになる方法)
- かゆみ
- 汗疹
- 臭い
パーツ別トラブル:デリケートゾーン
デリケートゾーンが蒸れることによって起きるトラブルとは?
陰部は蒸れやすく刺激に敏感にもなっているため、かゆみやかぶれなどのトラブルも起きやすいのです。(出典:不快な陰部の蒸れの予防と対策)
- かゆみ
- かぶれ
- 臭い
パーツ別トラブル:足
足が蒸れることによって起きるトラブルとは?
性はパンプスなどを履いていると、中で汗が蒸発しにくくなり、脱いだら激臭を放つなんてことも少なくありません。
また、これからの暑い季節にも毎日のようにストッキングを履くため、蒸れにも悩まされます。
- かゆみ
- かぶれ
- 水虫
- 臭い
蒸れを解消するためには?
蒸れを解消する、
さらには蒸れないように対策をするにはどうすれば良いのか?
蒸れることから逆算していけばはっきりとわかります。
蒸れるって、
風通しが悪く熱気がこもり高温多湿の環境になることです。
高温と多湿。
- 風通しが悪い密閉された状況
- 湿気となる汗
ということ。
つまり蒸れの解消や対策をとるなら、
このようにならないようにすればよい。
- 風通しを良くする・通気性を高める
- 汗をかきにくくする、汗をそのままにしておかない
といったところになるでしょう。
蒸れを解消する・対策する:頭皮
頭皮の蒸れを解消する・対策する方法について。
- 汗をこまめに拭く
- 帽子は通気性が良く、頭を締め付けないものを選ぶ(夏場は日傘がおすすめ)
- 紫外線を受けやすく汗をかきやすい
蒸れを解消する・対策する:脇
脇の蒸れを解消する・対策する方法について。
- こまめに汗を拭き取る
- 制汗剤を利用する
- 通気性の良い服を選ぶ(ゆとりのあるサイズ、襟元が広いもの、コットン製など)
- 首に冷却スカーフを巻く(全身をクールダウンさせる)
蒸れを解消する・対策する:お尻
お尻の蒸れを解消する・対策する方法について。
- ショーツを見直す(コットン製、サイズ選び、ふんどしを選ぶなど)
- 通気性の良い服を選ぶ(スカート、コットン製など)
- 長時間座りっぱなしを避ける
蒸れを解消する・対策する:お尻:バスト・胸
バスト・胸の蒸れを解消する・対策する方法について。
- こまめに汗を拭き取る
- ブラジャーの見直し(コットン製、サイズ選び、締め付けないノンワイヤーなど)
- 通気性の良い服を選ぶ(ゆとりのあるサイズ、襟元が広いもの、コットン製など)
- 首に冷却スカーフを巻く(全身をクールダウンさせる)
蒸れを解消する・対策する:デリケートゾーン
デリケートゾーンの蒸れを解消する・対策する方法について。
- ショーツを見直す(コットン製、サイズ選び、ふんどしを選ぶなど)
- 通気性の良い服を選ぶ(スカート、コットン製など)
- ウォッシュレットのビデを使って洗う(やり過ぎはNG)
- アンダーヘアーの脱毛
蒸れを解消する・対策する:足
足の蒸れを解消する・対策する方法について。
- こまめに汗を拭く
- 靴を見直す(通気性の良いもの、毎日履かないぶなど)
- 靴下を見直す(こまめに履き替える、五本指ソックスを使うなど)
- デオドラントや消臭スプレーを使う
そういえば蒸れるって何がいけないの? まとめ
きっかけは妻にふんどしをプレゼントしたこと。
そのプレゼントしたふんどしが蒸れにくいというメリットを持っていたんだけれども、
そもそもこの蒸れるということが、
何故ワルモノのように扱われているのか?
あまり蒸れについてわかっていないことが多いと思ったので調べてみようと思いました。
蒸れは様々な美容情報で悪モノとして登場します。
なのにあまりわかっていない。
まあそんなモチベーションがこのページの結果です。
最後に、蒸れについてまとめます。
蒸れは肌が高温多湿の環境下にあること。
原因は通気性が悪いことと汗との組み合わせによるもの。
この蒸れは体のいろんなパーツで起こる。
そして、肌にとって嫌なトラブルを引き起こす(かゆみ、かぶれ、臭いなど)。
対策は通気性を良くする方法を選ぶこと、汗を抑える、こまめに拭くといったことを行うこと。
以上これが蒸れるということです。