ヨメの首にはしこり?のようなものが数年前からありました。
痛みも無いし、恐らく粉瘤(アテローム)だと思い込んでいたので、長い間気にすることもなく放置してきました。
ところが突然サイズが大きく、さらには痛みを感じるようになりました。
赤みが広がってきました。
謎のしこりを恐らく粉瘤だろうと思っていたのは痛みが無かったから。
とはいえ粉瘤に対する知識は乏しく、
脂肪のカス、痛みは無い、特に生活に支障をきたさないとその程度の理解で過ごしていました。
そういった背景もあり、
急に大きくなり、痛みを感じはじめたもんだから大慌て。
なんか痛い、痛くなってきた。。。
もしかして、この首にあるしこりって粉瘤じゃなかったってこと?
我が家は急に慌てふためき出しました。
大事にはならないであってほしい、そんな祈りすらはじめるくらいに、慌てました。
うだうだとネットを調べてもはじまりませんから、
スグに病院で診てもらうことに。
診断の結果としては粉瘤ということがわかり、大事に至らないことがはっきりとしたのでホッとしています。
ただ忘れてはいけないのが粉瘤はまた発生する可能性はあるということ。
今度は慌てないようにここに粉瘤発覚から摘出までの気づきや注意ポイントを整理しておきたいと思います。
- ヨメ(妻)…粉瘤の摘出を受ける
- ヨメプロ(自分)…粉瘤についてもっと理解を深めるべく、ヨメの摘出までの体験談を含めてまとめる役割
数年間放置した首のしこり(粉瘤)がのサイズと症状
いつ首にしこりが発生したのかは正確には把握していないらしいものの、相当な年数をそのままで放置していたようです。
その数年間で大きくなったとか、痛みを感じたという症状は今回の状況に陥るまで全く無かったと。
さらに、その他日常生活に支障をきたすことも全く無かったと。
ただ単純に首にポコッとかたまりがあるだけ。
コリコリっとしたかたまりがね。
3cmくらいのサイズ。
触っても何の痛みもありません。
この状況が数年続いたわけです。
粉瘤だから、ほっといても何も問題ないと言う乏しい知識のままでね。
しこり(粉瘤)が大きくなりはじめ、痛みを感じ始めたきっかけ
きっかけは全くわかりません。
ほんと突然徐々に徐々に大きくなりはじめ、痛みも強くなってきたようです。
いきなり過ぎて、わからへん。
理由はまったくわかりません。
ただ、痛みはあり、触るとさらに強い痛みを感じます。
粉瘤とは?
粉瘤について、そもそも粉瘤についてちゃんと知っていました?
なんとなく、脂肪とか老廃物とかのカスが溜まったもの。
それくらいの認識でいましたが、実際のところ粉瘤ってなんなんでしょうか?
答え合わせとして、粉瘤治療の専門家の解説を見てみましょう。
粉瘤(アテローム)とは
粉瘤(ふんりゅう)とは、垢や皮脂などの老廃物が皮膚の下に溜まることによりできる良性腫瘍のことです。
お~、なんとなく合ってるっぽいです。
が、じゃあそれがどうなるのか?何が問題なのか?などなどもう一歩踏み込んだ知識はありますか?
そう、僕らはそれが抜けていました。
では粉瘤についてもう一歩踏み込んでみてみましょう。
粉瘤の原因と症状
粉瘤は初期の症状では、皮膚の下にしこりが見られることにとどまり、皮膚表面上には症状が現れないことが多いため、一般的に自覚されない場合があります。
ニキビと勘違いされる方もいらっしゃいますが、小さいままでとどまるケースは少ない点がニキビとは異なります。
初めは小さい袋ですが、角質や皮脂は袋の外には出られないため、次第に溜まっていきます。
それに伴い、粉瘤も少しずつ大きくなっていく可能性があります。
最初は小さく、どんどん大きくなっていく。
ポイントは表面上に現れないこともあるということでしょうか。
潜在的に粉瘤がある場合も多いということ。
粉瘤による痛み
粉瘤は、細菌感染が起こると痛みを感じることがあります。
細菌感染の治療のために抗生物質を使用することで痛みがなくなることもありますが、決して治ったわけではありません。粉瘤の袋の中は、本来、免疫(体の中に入った菌などを排除する機能)を担当する細胞が入っていない構造ですので、細菌感染に弱いという性質があります。
粉瘤そのものが、というよりも何らかの原因で細菌が侵入するなどして感染することで痛みが発生するようですね。
既にポコッとしたかたまりがある場合、今は痛みが無くとも、何かをきっかけに痛みが突如発生するかもしれません。
これ病院でも言われたわ。
そうです、うちのヨメのように、
これまで痛くなかったのがいきなり痛みを伴いはじめるといった症状です。
粉瘤はほっといてもいいの?
粉瘤は皮膚の奥にできる腫瘍で、自然治癒することはありえず、切除する以外に完治はありません。
単なる、できもの、おでき、脂肪のかたまり、もしくはニキビ、脂肪腫と考え、特に気にしないまま放置している方もいます。
しかし、ある日、炎症や化膿が起きてから病院に駆け込むケースもあるのです。
粉瘤が見つかったならすぐに対処する方が良いのは当然ですね。
痛みが起きなかったり、生活に支障をきたすわけじゃないので緊急性は低いものの、早めに対処した方が吉ですね。
ポイントは放置していても治らないということと、そこから細菌が侵入し痛みに悩まされる可能性があるということ。
もし違ったら、これより悪い病気だったらと思うと怖いよね。
命がどうこうというものじゃないけど、粉瘤だと思い込んでいたら実はもっと重大な病気だったというのが一番怖いこと。
だから粉瘤がどうだとかよりも、首に違和感を感じたらまずは病院でそれが何かをハッキリとさせるべきですよね。
その結果、粉瘤だったとわかったとしても、
処置自体はそれほど日数を費やすものでもなく、保険も適用されるので。
粉瘤問わず首にしこりが見つかったなら早め早めに病院でチェックすること。
これが大事ですね。
粉瘤の診断から摘出に至るまでの流れ
病院で診てもらったその日のうちに病院で処理してもらいました。
結果として、1回目では膿のみを排出する処置、2回目で粉瘤のかたまりを摘出というステップをふむことに。
まず痛みが辛い状況になってきたので、病院へ。
その日のうちに処置してもらうことになりました。具体的な内容は膿を排出するというもの。
要するにヨメのしこりは炎症していたと。
炎症していることで膿が溜まっていたということです。
炎症した状態では粉瘤をすぐに摘出できないと。
すぐにしない方が良いということでした。
ヨメの粉瘤は、炎症性粉瘤と呼ばれる症状だったんです。
炎症性粉瘤については、アイシークリニックさんの解説を紹介します。
こちらのアイシークリニックさんの解説がまさに病院で受けた説明です。
炎症性(化膿性)粉瘤とは
初期段階の粉瘤は、通常痛みはなく、触るとしこりのようなものが感じられる程度です。
しかし、細菌が侵入して炎症を起こすと赤く腫れ上がり、痛みを伴います。
これを炎症性粉瘤または化膿性粉瘤と呼びます。
そのため、やったことは炎症を抑えるべく、溜まった膿を取り除くことでした。
これが第一ステップです。
この理由についてはこちら。
一般的には、炎症性粉瘤の手術は、まずは炎症を抑える治療が優先されます。
具体的には、手術の前に「抗生物質の投与」と「排膿手術」の2つのアプローチが取られます。
「抗生物質の投与」は、炎症がそこまでひどくない場合に、抗生物質の内服薬を処方することを指します。これを数日間服用していただくことで炎症を抑えます。
「排膿手術」は、炎症がひどい場合に、抗生物質では効果が得られないため、先に皮膚を小さく切開して膿を出す手術を行うことを指します。
そうですヨメの場合は炎症の症状がひどかったため、皮膚を切開して膿を出すことをしたようです。
診てもらった早々に、あ~これ膿出しますね、とあっさり膿の取り除きが始まりました。
それくらいに炎症具合はひどかったということなんでしょう。
ちなみに、この取り除きの処置自体もすごく短時間で終わる程度でした。
そして、本格的な粉瘤の摘出はここから2週間後に行いますと。
それまでは、塗り薬を使って自宅療養してくださいね、ということです。
2週間後に手術で処置
膿を出してから2週間後に再び病院へ。
手術をして袋を取り除くためです。
到着し、呼ばれてから20分程度でヨメが戻ってきました。
首にはガーゼが付けられた状態で戻ってきました。
表示は特に変わりなく、落ち着いた様子です。
首の手術なので心配していましたが、無事他への影響もなく終えることができたようです。
ひとまずこれで当分は粉瘤に悩まされることは無い?と思っています。
無事終えて良かった。
後は縫い後がどこまで元に戻るかどうか?気になるところです。
キレイに戻ってほしいな。
疑問に思ったこと。お風呂のこと
膿摘出の当日のお風呂は?
イメージとしては処置した当日ではお風呂はNGだろうなと思っていたところ、
どうやらお医者さんからは、しっかり膿を落とす意味でちょっと強めに洗ってくださいと伝えられたらしい。
ちょっとこのあたりは気になったので調べてみたものの、
- 手術後は入浴を控える。2日目以降は入浴できます
といった、そうだろうな的な内容ばかり。
理由は施術後に雑菌などが入らないようにするためだから。
だよね。
結局ガシガシあらうことは避けました。
軽く流す程度にとどめました。
施術後にはガーゼを当てているんですが、
膿自体は自然と溢れてガーゼに移っています。
医者からは膿を落とすためにもしっかり洗ってくださいと言われたものの、
自然に膿はどんどん出てきているので問題ないと判断。
結果的には2回目に向けて症状が悪化するなど特に問題が無かったのでこれでよかったんだと思います。
手術の当日のお風呂は?
今日は控えてくださいとのこと。
うん、了解です。
おわり:粉瘤!?数年前からあった首のしこりが突然痛くなってきた、これって何?
ひとまず無事に終えて何よりとホッとしています。
後はほんと抜糸後の後がキレイに戻ってもらえればというところです。
粉瘤ってネットで見ると、
特に悪いものではないからほっといても良いよなんて声があったりするんですが、
それは要注意と言いたいです。
今回のヨメのケースみたいに、
突然前触れもなく痛く、大きくなることがあります。
思っているよりも痛みを伴います。
辛いと言ってました。
そしてメンタル的に不安になります。
あれ?これ粉瘤じゃないの?ってね。
違う悪性のものだったら・・・
この不安がずっと想像してしまいます。
この不安な気持ちってめちゃめちゃ体に悪いですw
もしもこれを見てる人でカラダのどこかにぽっこりしたものがある場合、
なおかつ痛みが無いという人、せめて早めに医者に診てもらう行動はとるべきだと思います。
手術するにしても日帰りで終わりますし、治療費もそれほどかかりません。
ヨメの場合は1万円もかかっていないですからね。
早め早めの行動をぜひともプッシュしたいです。
ほんと良かったです。
ヨメの場合もうひとつ不安があったんですよ。
それはぽっこりしてたのが首だったことです。
首って色々と大事なものが集まっているって言うじゃないですか?
だから粉瘤自体も心配でしたが、手術すること自体も心配だったんですよね。
他の大事な神経とかに影響しないかどうかとか。
だから手術が終わるまでドキドキしていました。
まじで何も無くて良かったんです。
良かった良かった。